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ここは幻想郷。そこには博麗神社と言われる神社がある。

??「今日も平和ねぇ、境内のお掃除でもしようかしら。」

彼女の名前は博麗霊夢、ここ幻想郷の守護者であり博麗神社の巫女さんだ。

霊夢「うぅ~ん、掃除は楽しいけど一人だと疲れるわねぇ。」
??「霊夢さん!私がお手伝いします!」
霊夢「あら、そう?助かるわね。ならお願いするわ。」

彼女は高麗野あうん。博麗神社の狛犬である。
彼女は摩多羅が起こした四季異変が原因で現れたのだ。
そんなあうんは霊夢のことが大好きでいつも霊夢にべったりだ。

あうん「霊夢さん!掃除終わりました。次は何をしたらいいですか?」
霊夢「そうねぇ、時間も時間だしお昼にしましょうか!」
あうん「わーい!」

あうんはとても喜んでいる。なぜなら彼女は霊夢が作る料理が大好きで、
いくらでも食べられると言っているからだ。

あうん「霊夢さん!今日のメニューはなんですか?」
霊夢「今日はね、あうんの大好きな、霊夢さん特製カレーよ!」
あうん「やったーー!」

あんなにあったカレーを二人はあっという間に完食してしまった。
昼食を食べ終わるとあうんは眠ってしまった。

霊夢「ったく食べてすぐ寝ちゃうなんて、仕方ないわねぇ」

霊夢はあうんにやさしく布団をかけてあげた。
しばらくして、あうんは目を覚ました。

あうん「・・・う~ん、はっ!霊夢さんすみません!眠ってしまいました!」
霊夢「あら目を覚ましたようね。気持ちよさそうに寝てたわよ。」

あうんは顔を赤らめて恥ずかしがりだまりこんでしまった。
黙り込んだあうんに霊夢は優しく声をかける。

霊夢「あうん、夕飯まで少し時間もあるし、散歩でも行きましょうか。」

そうして二人は博麗神社を後に散歩に出かけた。時間が時間なのでそこまで
遠くにはいかなかったようだ。散歩の帰り道偶然紅魔館のメイドにあった。

咲夜「あら、霊夢にあうんじゃない。」
霊夢「あら咲夜、偶然ね」

咲夜はレミリアにわがままを言われて、今人里で人気のプリンアラモードを
買いに来てたのだ。

霊夢「私たちは散歩の帰り道だったのよ。」
咲夜「仲良さそうでなによりだわ。ここから神社まで気をつけなさい。」
あうん「咲夜さん!ご心配ありがとうございます!」

こうして2人は人里でいろいろ買い物をして神社に帰ってきた。

霊夢「さて、夕飯にするわよ!」
あうん「夕飯は何にするですかー?」
霊夢「夕飯ねぇ、お昼のカレーに人里で買ったリンゴを隠し味にいれるのよぉ!」
あうん「おいしそーですー!はやくたべたいなー!」

そんな会話をしながらカレーが出来上がった。
それをものすごい食欲と食べっぷりであっという間に完食してしまった。

霊夢「あうん、一緒にお風呂に入るわよ!」
あうん「はーい!」

霊夢があうんの背中を流し、あうんは霊夢の背中を流した。
博麗神社のお風呂は露天風呂になっていて、2人とも気持ちよさそうに入っている。
お風呂から上がったあと布団を敷き寝る支度をした。

霊夢「あうん?今日お散歩に行ってどうだった?」
あうん「とっても楽しかったです!咲夜さんともお話できましたし!」
霊夢「あらそれはよかったわ。明日はもっといろんな場所に行って、いろんな人たちとも話してみましょうね!」
あうん「はい!」
霊夢「おやすみあうん!」
あうん「おやすみなさい!霊夢さん!」

こうして2人の平和でのんびりとした一日が終わったのでした。


 

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